まつだひかりの音楽漫画が熱い|あさやけリフレインと代表作まとめ

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ガールズバンドや楽器を題材にした漫画が好きな読者から、静かに、でも確かな熱量で支持を集めているのがまつだひかりという作家です。「楽器と女の子を描かせたら随一」と評されることも多く、音楽漫画のファンならぜひ名前を覚えておきたい存在。この記事では、まつだひかりのプロフィールから作風、代表作、そして最新作『あさやけリフレイン』の見どころまで、マンガ好きの目線でわかりやすくまとめました。

この記事のポイント

  • まつだひかりは楽器×女の子を描く漫画家・イラストレーター・動画クリエイター
  • 自主制作アニメ「女子高生エフェクターを買いに行く!!」で注目を集めた
  • 代表作は『スライディングV』『まことディストーション』など音楽系が中心
  • 最新作『あさやけリフレイン』は月刊アフタヌーン連載の青春バンド漫画
  • 実際に楽器を弾く作者ならではの機材描写の解像度の高さが魅力

まつだひかりとは?プロフィールと経歴

まつだひかり(MATSUDAHIKARI)は1991年生まれの漫画家であり、イラストレーター、そして動画クリエイターとしても活動する多才なクリエイターです。漫画を描くだけでなく、自らギターやベースを演奏し、バンド「ナカノイズ」でボーカル・ギターを担当。ゲーム配信を行うなど、活動の幅はとても広いのが特徴です。

キャリアのスタートは2012年ごろ。同人イベントなどで「楽器×女子高生」や女の子たちのコメディを題材にしたイラストや漫画を発表しつつ、バンド活動や自主制作アニメにも取り組んでいました。サークル名「にくきゅうおんど」での同人活動でも知られています。

転機となったのが、2014年に発表した自主制作アニメ「女子高生エフェクターを買いに行く!!」。動画サイトで公開されると累計30万回以上再生される人気となり、楽器メーカーや音楽出版社からも注目を集めました。以降、ギター雑誌などでの連載やイラストを手がけるようになります。

そして2016年、Webコミック媒体で発表した『スライディングV』で本格的に漫画家デビュー。以降、音楽をテーマにした作品を数多く発表し続けています。楽器業界の関係者やSNSでも幅広く支持されており、「楽器が本当に好きな人が描いている漫画」として一目置かれる存在になりました。

基本プロフィール早見表

項目 内容
名前 まつだひかり(MATSUDAHIKARI)
生まれ 1991年
肩書き 漫画家・イラストレーター・動画クリエイター
得意テーマ 楽器×女の子、ガールズバンド、女子のコメディ
音楽活動 バンド「ナカノイズ」でボーカル・ギター担当
代表作 スライディングV / まことディストーション / あさやけリフレイン ほか

まつだひかりの作風・魅力はどこにある?

まつだひかりの作品を語るうえで欠かせないのが、圧倒的な「楽器愛」です。多くの音楽漫画がストーリーやキャラの魅力を軸にするなかで、まつだ作品はそこに本物の機材描写という強烈な個性が加わります。

作者自身がギターやベースを弾き、バンドを組んでいるからこそ、登場する機材はすべて実在するもの。しかも、あえてマイナーなメーカーの機材を選ぶなど、楽器好きが思わずニヤリとする細かさがあります。エフェクターやアンプの描き込みが精細で「読むだけで機材の勉強になる」という声もあるほどです。

もうひとつの魅力は、登場するキャラクターの空気感。まつだ作品に出てくる女の子たちは、悪意や冷笑とは無縁で、ただ自分のやりたいことに真っすぐ突き進んでいきます。ギスギスした人間関係ではなく、好きなものを好きと言い合える関係性が心地よく、読んでいて疲れないのが大きなポイントです。

そしてコメディとしての完成度も高め。楽器店での会話、練習をサボって始まる女子トーク、うっかりミスなど、バンドマンあるあるや日常の脱力感が絶妙に効いていて、音楽に詳しくなくてもクスッと笑える構成になっています。絵柄はかわいらしく親しみやすく、初めて音楽漫画に触れる人にも入りやすい作風です。

まつだひかりの代表作を紹介

ここからは、まつだひかりのこれまでの主な作品を紹介します。どれも音楽・楽器が軸になっていて、作家としての一貫したテーマが感じられます。

まつだひかりの作品は、「女子高生」「楽器」「バンド」という3つのキーワードで語れます。デビュー作から最新作まで、この軸がぶれずに深まっていくのが読みどころです。

スライディングV(デビュー作)

2016年発表の記念すべきデビュー作。発明好きで楽器マニアな女子高生・ハカセと、マイペースなクラスメイト・コトネが、最強の軽音部を目指して奮闘する軽音部コメディです。予測不能な展開と、圧倒的なゆるさ、そして楽器への本気の愛情が同居した、まつだ作品の原点といえる一作です。

まことディストーション

2017年から2018年にかけて青年漫画誌で連載された作品。ギターを買うつもりが間違えてベースを買ってしまったドジな女子高生・まことが、先輩たちとバンドを組む物語です。練習そっちのけで女子トークに脱線しがちな、ゆる~い空気感が魅力。ベースという少し地味に見られがちな楽器にスポットを当てているのもユニークです。

よんてい / 恋する自爆ちゃん ほか

ベースの専門誌で連載された『よんてい』や、青年誌で描かれた『恋する自爆ちゃん』など、まつだひかりは多彩な媒体で作品を発表してきました。音楽雑誌での連載やイラストも多く、漫画と音楽の両方に軸足を置く作家性がよく表れています。

主な作品まとめ表

作品名 テーマ・特徴
スライディングV 最強の軽音部を目指す女子高生バンドコメディ。デビュー作
まことディストーション ベースを買ってしまった女子高生のゆるバンド日常
よんてい ベース専門誌で連載された楽器テーマ作品
恋する自爆ちゃん 青年誌で描かれた作品
あさやけリフレイン 最新作。フェスを目指す青春バンドストーリー

最新作『あさやけリフレイン』の見どころ

いま最も注目したいのが、月刊アフタヌーンで連載中の最新作『あさやけリフレイン』です。これまで培ってきた「楽器×バンド×女の子」というテーマが、まさに集大成といえる形で描かれています。

あらすじ

内向的な性格ゆえ、ひとりでPCに向かって楽曲制作にはげみ、フリー音源としてネットにアップするのが趣味の高校生・河下心(活動名義はshin)。バンドへの憧れはあるものの、なかなか一歩を踏み出せずにいた。そんなある日、人気VTuberのカコが自分の曲を使って大絶賛してくれていることを知る。やがて同人音楽即売会でshinは、聞き覚えのある声を持つ少女から声をかけられる——「私と一緒にバンド、やりませんか?」。憧れのフェスの大トリを目指して、全力で走る青春が動き出す。

この作品の魅力は、なんといっても「音が聴こえてくる」ような描写。ページから演奏の熱や振動が伝わってくるような臨場感があり、バンド漫画としての完成度が非常に高いと評価されています。DTMからバンドへ、という現代的な入り口も新鮮で、いまの音楽シーンをリアルに映しているのもポイントです。

読者からは「キャラが可愛くて音楽愛がすごい」「機材がすべて実在するものなので機材好きにも刺さる」「作者が楽器を弾いているぶん解像度が高く、バンドマンあるあるの会話が楽しい」といった声が寄せられています。ストーリーや設定に無理がなく、リアリティとスピード感でぐっと引き込まれる、と評価されています。

単行本もすでに複数巻が刊行されており、これから読み始めるのにぴったりのタイミング。まつだひかり作品の入り口として、まずこの1冊から手に取るのもおすすめです。

こんな読者におすすめ

まつだひかりの作品は、次のようなマンガ読者に特に刺さるはずです。

  • ガールズバンド漫画が好きな人
  • 楽器や機材の描写にこだわった作品を読みたい人
  • ギスギスしない、優しい人間関係の青春ものが読みたい人
  • コメディ要素のある日常系が好きな人
  • 実際に楽器を弾く・バンドをやっている人
  • DTMや音楽制作に興味がある人

特に「音楽が好きだけど専門的すぎる漫画はちょっと…」という人にこそおすすめ。かわいい絵柄と軽やかなテンポで、楽器の知識がなくても純粋に楽しめるのがまつだ作品の懐の深さです。逆に楽器に詳しい人は、細かな機材ネタで二度おいしい構成になっています。

まつだひかり作品をより楽しむポイント

最後に、まつだひかりの作品をもっと味わうためのちょっとした楽しみ方を紹介します。

まつだ作品を読むときは、登場する機材の名前やメーカーに注目してみるのがおすすめ。すべて実在の機材なので、気になったものを実際に調べてみると、作品世界がぐっと立体的になります。作者自身がバンド活動をしているため、演奏シーンの手の動きやセッティングの描写もリアルです。

また、まつだひかりは漫画だけでなく、イラストや動画、バンド活動と多方面で発信を続けているクリエイターです。作品の世界観と地続きの活動をチェックすると、キャラクターや音楽へのまなざしの一貫性が感じられて、より深く楽しめます。デビュー作から最新作までを順に追ってみると、テーマの深まりや画力の変化も見えてきて、一人の作家を追いかける楽しさを味わえるはずです。

はじめて読むなら、まずは最新作『あさやけリフレイン』から。過去作の空気感が好きになったら、『スライディングV』『まことディストーション』とさかのぼっていく読み方もおすすめです。

まとめ

まつだひかりは、楽器×女の子というテーマを一貫して描き続けてきた、音楽漫画好きにとって見逃せない作家です。実際に楽器を弾き、バンドを組んでいるからこその機材描写の解像度と、優しくて笑える人間関係の描き方が、多くの読者の心をつかんでいます。デビュー作『スライディングV』から最新作『あさやけリフレイン』まで、どの作品にも作者の音楽愛がまっすぐ込められています。

まつだひかりの音楽漫画が熱い|あさやけリフレインと代表作まとめ

この記事では、まつだひかりのプロフィールと経歴、楽器愛あふれる作風、『スライディングV』『まことディストーション』などの代表作、そして最新作『あさやけリフレイン』の見どころを紹介しました。ガールズバンドや音楽をテーマにした漫画を探している読者にとって、まつだひかりはまず名前を覚えておきたい作家です。かわいい絵柄・本物の機材描写・心地よい青春ドラマがそろった作品世界を、ぜひ手に取って体感してみてください。

このマンガのレビュー

このマンガのレビューをぜひお寄せください


Rated 5.0 out of 5
2025年9月9日

心にしみこむようないい漫画なんだよな。アニメになったのもわかるわ。貧乏姉妹物語は4巻で完結した( これからもがんばる )形になってるが、この姉妹がそれぞれ成長した後日談バージョンを別途漫画にして欲しいわ。

ななし
Rated 5.0 out of 5
2025年7月11日

メディアワークスさんよ、早く第2巻を出してくれ。

もう28年も待っているぞ。

ぐみいぬ

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