漫画 わらびーについて、あらすじやどこで読めるかまとめました。
『わらびー』は、事故死した少年の魂がぬいぐるみに宿り、それを作った少女との心温まるコメディです。作者のあずまきよひこが得意とする絵柄と少女の毒舌味わい深いキャラクター描写で人気を集めた作品です。この漫画の世界観は作者の代表作『あずまんが大王』と共有されていますが、物語としての関連性は低く、より空想的な雰囲気を持っています。
漫画のあらすじ
事故死した少年の蕨明(わらびー)の魂が、彼を慕っていた少女の小坂こころが制作したぬいぐるみに宿ってしまいます。こころはこの事実を秘密にしつつ、わらびーを隠し通すことになります。ぬいぐるみに宿った蕨の魂は、自分が人間に戻れると信じて疑わずにいるものの、こころには複雑な思いを抱いています。そんな二人の関係性を軸に、ときにハートフルで、ときにコミカルな物語が展開していきます。作者の持ち味であるキャラクターの掴みどころのない性格描写や、ファンタジーと現実のギャップを活かした演出で、読者を楽しませてくれる作品となっています。
無料で読める(試し読み)できるのは?
amazonにて試し読みする※時期や状況により試し読みできない場合がございます。
キャラクター・登場人物は?
小坂こころ
16歳の高校生。蕨の生前の想い人で、彼のためにワラビーのぬいぐるみを作った。彼の魂がそのぬいぐるみに宿ってしまったため、彼を部屋に隠し通すことになる。美少女だが性格は乱暴で、わらびーにとってはなかなか思った通りにはいかない存在。
蕨明(わらびー)
小坂の同級生。事故死した後、ワラビーのぬいぐるみに魂が宿った。人気があった生前とは裏腹に、ぬいぐるみとしての扱いに不満を持っている。人間に戻れると信じて疑わず、ラリラルララに恩を感じている。
ラリラルララ
蕨の魂をぬいぐるみに避難させた天使。表向きは蕨を人間に戻すために動いているが、実は自身の昇進のためだという目的思惑を持っている。小坂の部屋に度々現れては、わらびーの様子を見守っている。
アニメ化はされている?
『わらびー』のアニメ化は行われていません。
ドラマ化や映画化はされている?
『わらびー』のドラマ化や映画化は行われていません。
この漫画はどんな人におすすめ?
『あずまんが大王』などあずまきよひこ作品のファンはもちろん、ファンタジーとコメディの要素が好きな読者にもおすすめできる作品です。少女漫画ファンにも人気があり、かわいらしいキャラクターデザインも魅力の一つと言えるでしょう。
この漫画が好きな人におすすめの漫画
あずまんが大王
あずまきよひこ作品の代表作。現実的な日常を舞台に、4人の女子高生の活躍を描くコメディ作品。『わらびー』と同一の時間軸・世界観を共有するが、設定やテイストは大きく異なる。
めぞん一刻
高橋留美子の代表作の一つ。ファンタジーと現実の境界線がファジーな設定を持ち、ほのぼのとした雰囲気の恋愛物語。『わらびー』と共通する空想的な世界観が楽しめる。
この漫画が好きな人におすすめのアニメ
あずまんが大王
『わらびー』と同一世界観を持つあずまきよひこ原作のアニメ作品。キャラクターのかわいらしさやユーモアが評価された。
ぱにぽにだっしゅ!
日常系コメディアニメ。空想的な要素を持ちつつ、かわいらしいキャラクター描写で人気を集めた作品。『わらびー』と共通する雰囲気が味わえる。
全巻・最新刊はどこで読める?
最新刊はAmazonにて
マンガピックス編集部のまとめ
『わらびー』は、事故で亡くなった少年の魂がぬいぐるみに宿るという設定のファンタジーコメディです。少年に想いを寄せる少女とぬいぐるみに宿った少年の、ほのぼのとしたやりとりが魅力的です。作者のあずまきよひこならではの、キャラクターの立ち振る舞いや対話のニュアンスにも注目です。また、この作品は『あずまんが大王』と同一の世界観を共有していますが、テイストの違う作品となっているのも特徴的です。ファンタジーが好きな人やあずまきよひこ作品のファンにおすすめできる1冊といえるでしょう。
わらびーが無料でどこで読めるか、漫画のあらすじ・マンガのアニメ化やドラマ化についてまとめました。
本記事では、人気マンガ『わらびー』について、あらすじ、登場人物、アニメ化・ドラマ化の有無、おすすめの関連作品などをご紹介しました。ファンタジーとコメディの要素が融合した本作品は、かわいらしいキャラクターやユニークな設定が魅力的です。あずまきよひこ作品のファンはもちろん、空想的な世界観を楽しみたい読者におすすめできる1冊です。
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